翅も体も真っ黒だけど、目が離せません。 ハグロトンボ
トンボの写真をめっけたよ。
真っ黒のトンボ。
それも真正面。
なんだかトンボっぽくないけんど、
翅を広げたら、
間違いなく、トンボだね。
どうやら、ハグロトンボ っていうらしくてな。
カワトンボ科の仲間なんだって。
この仲間は、普通に見かけるトンボたちより、
腹部が長くてな。
全体的にほっそりしてるとこが、
特徴のようだよ。
横からみると、体の細さがよくわかるね。
写真じゃ全部、真っ黒だけどな。
本当は腹部と胸部は青みがあって、
きらきらしてるんだよ。
翅も真っ黒じゃなくて
茶色がかった、黒褐色って色なんだって。
虫はちょっと苦手なんだけど、
この黒色は魅惑的で、目が離せなくなっちゃうよ。
なので、ついつい、カメラを向けちゃうんだけども。
昆虫は、すばしっこいかんね。
きれいに撮るのは、難しいね。
写真:ハグロトンボ(Calopteryx atrata カワトンボ科)
撮影:井頭公園(栃木県真岡市)