みんな、長い尾っぽが、気になっちゃうんだね。 (エナガ)
井頭公園へ散歩に行ったら
エナガちゃんに会えました。
どうやら、近くに群れがいるみたいでな。
にぎやかな声が聞こえるよ。
あっちにもこっちにも。
どの子を撮ったらいいのかな?
迷っちゃうな。
ところで、
エナガは漢字で書くと
「柄長」という字になるんだと。
体の大きさに比べて、
尾っぽ(尾羽)がすごく長いもんでな。
柄の長い柄杓にたとえた
名付けらしいよ。
確かに、長い尾っぽだね。
体の培くらい、ありそうだよ。
色も黒くて、はっきりしてるかんな。
探すときに目印にすると
見つけやすいよ。
ちなみに、英語名は「Long-tailed Tits」って言うんだと。
「Tits」はシジュウカラ類って意味なんだって。
シジュウカラの仲間で、尾っぽの長いやつ、ってことかな?
昔は、シジュカラ科エナガ属 っつって
シジュウカラの仲間に入ってたそうだからな。
Tits ってついちゃったんだね。
学名の「Aegithalos caudatus」の「caudatus」も
中世ラテン語で「(長い)尾の」って意味なんだとか。
どこの国の人も、長い尾っぽに注目してんだね。
飛び立つ瞬間。
今までほっそりしてた尾っぽが、
ぶわっと広がったよ。
尾っぽって長い羽が何枚も、
たたみこまれてるんだね。
や~。かっこいいな~。
みんなを魅了する、尾っぽだもんね。
みとれちゃうね。
英名:Long-tailed Tit
学名:Aegithalos caudatus)
撮影:井頭公園(栃木県 真岡市)
ビンズイさんは、白がきれいだよね
ビンズイさんの、きれいな写真が見つかりました。
だどもやっぱし、足元はぶれちゃってるね。
ちょこまかちょこまか。
動きが速いので、うちのコンデジじゃ
追いつかないみたい。
ちょっと、くやしいな。
あ、この写真も、かわいいな。
こっち見てるみたい。
ビンズイは、全長約16cm。
スズメよりちょこっと大きい感じでな。
オスもメスもおんなじ色の
雌雄同色なんだって。
本にはいろいろ特徴が書かれてるけどな。
やっぱり、白い眉毛(眉斑)と白いお腹に
目がいっちゃうな。
嘴と足が肌色なのも、ポイントかもね。
留鳥なんだけどな。
繁殖期は標高の高いとこにいてな。
冬になると、平地の林にやってくるんだって。
昆虫やクモが好きらしいんだどもな。
冬は草や木の種も食べるそうだよ。
上の写真は、1月に撮ったものだからな。
落ち葉の間に隠れてる、
木の種や虫を探してるところだね。
しばらく、うろちょろしててくれたおかげでな。
かわいい写真がとれたよ。
写真:ビンズイ(Anthus hodgsoni セキレイ科)
撮影:井頭公園(真岡市)
2020年1月30日
アオジとクロジとビンズイと。 見分けるのは難しいね。
写真の整理をしていたら、こんな鳥さんが出てきたよ。
なんだろね?
アオジかな? クロジかな?
もっと写りのいい写真があれば、よかったんだけど
こんな白っぽいものしかなくてな。
あとは、ぶれてるやつばっかり。
撮影当時を思い出してみると
確か丸っこくて、胸の縞々模様が目立ってて、
みた目のわりに、ちょこまかちょこまかしててな。
撮影が、難しかったな。
あ、何羽もいたから、群で行動する鳥さんなのかも。
後で図鑑で調べてな。
「アオジかクロジかな?」
って思ってたんだけど。
今見返すと、なんだかちょっと違うかも?
これなら、ちょっとわかるかな?
なんか白い眉毛があるよ。
アオジやクロジには、こったら模様はないね。
白い眉毛を手掛かりに、
図鑑をあちこちめくってみた。
そして、やっとめっけたのは
「ビンズイ」って鳥さんでした。
見た目はクロジやアオジのメスに、そっくりでな。
大きさも、おんなしくらい。
だどもビンズイは、お腹など
真っ白い部分が多いもんでな。
黒い縞模様が、はっきり見えるね。
あとは目の上の、白い斑模様。
そうそう。
背中はちょっと、緑色なんだって。
ということで
改めて写真をよ~く確かめてみると
ビンズイっぽいね~。
そっか~。
この写真は、ビンズイさんだったのか~。
ビンズイさんも、かわいいんだけど、ね。
ず~っと アオジだと思ってたから、ね。
なんだかちょっと、ショックだな。
写真:ビンズイ(Anthus hodgsoni セキレイ科)
撮影:井頭公園(栃木県 真岡市)
翅も体も真っ黒だけど、目が離せません。 ハグロトンボ
トンボの写真をめっけたよ。
真っ黒のトンボ。
それも真正面。
なんだかトンボっぽくないけんど、
翅を広げたら、
間違いなく、トンボだね。
どうやら、ハグロトンボ っていうらしくてな。
カワトンボ科の仲間なんだって。
この仲間は、普通に見かけるトンボたちより、
腹部が長くてな。
全体的にほっそりしてるとこが、
特徴のようだよ。
横からみると、体の細さがよくわかるね。
写真じゃ全部、真っ黒だけどな。
本当は腹部と胸部は青みがあって、
きらきらしてるんだよ。
翅も真っ黒じゃなくて
茶色がかった、黒褐色って色なんだって。
虫はちょっと苦手なんだけど、
この黒色は魅惑的で、目が離せなくなっちゃうよ。
なので、ついつい、カメラを向けちゃうんだけども。
昆虫は、すばしっこいかんね。
きれいに撮るのは、難しいね。
写真:ハグロトンボ(Calopteryx atrata カワトンボ科)
撮影:井頭公園(栃木県真岡市)
本の紹介「エナガのねぐら 松原卓二」
かわいい写真集を見つけました。
見返りエナガ。
もう、表紙だけで、頬が緩んじゃうね。
中身は、というと
まるいエナガさん
ちいさいエナガさん
ふわふわエナガさん
という、3大かわいいをはじめ、
ぶらさがるエナガさん
仲間とモメるエナガさん など
かわいいしぐさの写真も
たくさんあります。
お気に入りは
41ページのエサを取り合う写真。
右端の「もう食べちゃったから、ないもんね」
って、胸張ってるエナガさんが、いいな~。
写真だけじゃなく、文章もあって
エナガさんの暮らしや子育て方法も
学べるよ。
でもな。
エナガさんは、ちいさくてすばしっこいので、
実際に撮ろうとすると
ちょっと難しい。
だども
ぴんっと伸びた
かっこいい尾羽や、
ふわふわなお腹が撮れたりすると、
うれしくなっちゃうね。
いつか本に載ってるような、
まんまるエナガさんが撮影できるように
本をみて、イメージトレーニングしておこう。
今年もたくさん、エナガさんに会えるといいな~。
写真:エナガ(Aegithalos caudatus エナガ科)
撮影:井頭公園(栃木県真岡市)
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